復讐メッセージを送信しました。 〜ナナツノノロイ2〜

昼食もそこそこで、杏奈は光子と体育館裏にいた。

「〜すごいよっ。私のケータイ小説、ランキング1位になっちゃった! 書籍化した人たちを全部ぬいてだよっ」

杏奈は喜びを、感情のままに爆発させた。

光子は、テストでいい点を取って自慢する我が子を見つめる母親のように、目を細めてきいている。

「それに、この感想欄を見てよっ」

杏奈は携帯電話を光子に見せた。

【読んでいると、胸がキュンキュンしちゃいました(*^^*)】
【主人公の性格が大好き!新作も楽しみにしてます】
【最後は、感動して泣いちゃいました。本になったら絶対買います。毎日読んで胸キュンしたいです】

感想欄は、以前は閑古鳥が鳴いていたというのに、大賑わいだ。
マイページをついでに見ると、読者数が、さらに100人増えていたので、にやけてしまった。

「このまま行けば、書籍化も夢じゃないかも〜」

杏奈は携帯電話を握りしめて、その場で何度もジャンプした。
興奮で、頭のてっぺんから、つま先まで熱い。

「マリア様って本当にすごいね!」

あの古ぼけたトイレも、今は神々しい聖域のように見える。