復讐メッセージを送信しました。 〜ナナツノノロイ2〜

「てゆ〜か、さっき春山が言ってたけど、蓮希って兄弟いたんだ」

詩織が雑草を細かく千切りながら、きく。

「おう、一回り離れたアキラって兄貴がいるんだよ。なっ、一花?」

「うん、蓮希をガタイよくした感じで、めっちゃ似てるよ」

「え〜見てみたい」と詩織が、はしゃぎながら、千切った雑草を、ばらまく。

「兄貴も夢ヶ丘高校でさ、1年のときの担任が春山で、いろいろやらかしてたから、覚えてたみたいでよ。猿に似てるから猿山って呼ばれてたんだと」

「猿山ってそのまんまじゃん」

詩織がバカみたいに大笑いする。

話ばっかりして、まったく手を動かす気配はない。
真面目な杏奈たちは、黙々と作業していた。

すると、笑っていた蓮希が急に声を潜めた。

「知ってるか? この学校って一時期、呪われてやばかったらしいぜ」

呪われてた?

その言葉に、杏奈は手を止め、そっと横目で見る。
ケータイ小説を書いているせいか、ネタにできないかと、思ってしまった。

光子と伸二郎は、雑草を抜いていたが、今の話が気になっているような顔をしていた。