春山に冷ややかに言われた蓮希は、さすがにおとなしくなってしまった。
春山が黒い袋から、軍手を取り出し、手際良く配っていく。
「ひとつ言っておくが、体育館裏にある古いトイレには絶対入るなよ。あそこは建物が老朽化していて危険だからな」
春山は眉間にしわを寄せながら、体育館裏に視線をやった。
体育館裏にトイレなんてあったことを、杏奈は初めて知った。
「おれは今から職員室へ行くが、戻ってきたときに、キレイにされていなかったら、明日も残ってもらうからな」
春山はそう言って立ち去った。
杏奈は、腰をかがめ、夢中で草を抜いた。
早く、ケータイを返してもらって、小説を更新しなくちゃ。
頭の中はそのことでいっぱいだった。
「ゴミ袋がないから、ちょっと取りに行ってくる」
勇吾は足早に、校舎へと戻った。なんだかんだ根は真面目なままだったので、草をぬきながら、杏奈はクスッと笑っていた。
「あ〜マジだるい」
詩織が、足で雑草を蹴る。
真面目にやっているのは、杏奈に光子、そして伸二郎の3人だけだ。
あとの3人は、座りこんでだらだらとしゃべったりしている。
春山が黒い袋から、軍手を取り出し、手際良く配っていく。
「ひとつ言っておくが、体育館裏にある古いトイレには絶対入るなよ。あそこは建物が老朽化していて危険だからな」
春山は眉間にしわを寄せながら、体育館裏に視線をやった。
体育館裏にトイレなんてあったことを、杏奈は初めて知った。
「おれは今から職員室へ行くが、戻ってきたときに、キレイにされていなかったら、明日も残ってもらうからな」
春山はそう言って立ち去った。
杏奈は、腰をかがめ、夢中で草を抜いた。
早く、ケータイを返してもらって、小説を更新しなくちゃ。
頭の中はそのことでいっぱいだった。
「ゴミ袋がないから、ちょっと取りに行ってくる」
勇吾は足早に、校舎へと戻った。なんだかんだ根は真面目なままだったので、草をぬきながら、杏奈はクスッと笑っていた。
「あ〜マジだるい」
詩織が、足で雑草を蹴る。
真面目にやっているのは、杏奈に光子、そして伸二郎の3人だけだ。
あとの3人は、座りこんでだらだらとしゃべったりしている。

