復讐メッセージを送信しました。 〜ナナツノノロイ2〜

「本来は、担任が注意しなければいけないことなんだがな……」

春山がちらりと白石を見る。白石は縮こまっているだけだ。おそらく校則違反者を注意できず、春山に泣きついたのだろう。
実際、白石だったら、簡単に携帯電話を返してもらえると、杏奈も心の奥底ではバカにしていた。まさか、春山が来るとは夢にも思わなかったが。

春山が、せきばらいをひとつする。

「白石先生にかわって、この春山がお前らを処分することになった」

処分――その重苦しい漢字2文字に杏奈は、息を飲む。

「7人は、今から体操服に着替えて、校内清掃をしてもらう」

処分の内容が、発表され、杏奈はようやく呼吸ができた。
良かった、校内清掃くらいで……と思った。

しかし、他の人たちは、不満をあらわにしていた。

「ぼくは、今日家庭教師が来るのに……」と伸二郎が、神経質そうにメガネをあげる。

「校内清掃とか、マジありえない」と詩織がグロスを塗りすぎて、天ぷらでも食べたように、光る唇をとがらせる。