復讐メッセージを送信しました。 〜ナナツノノロイ2〜

【お姉ちゃんは、ずっとひとりぼっちで泣いていたの。たくさんの人を呪い殺したけど、本当はさみしかったの。
そして、やっと自分の中でささやきかけていたワタシの存在に気付いてくれた。
それからお姉ちゃんと、いっぱい話したのよ。次はああしよう、こうやって呪い殺そうって……。

ワタシがどうしてマリア様を作ったか、わかる?

欲望にまみれた人間が、幸せの絶頂から落ちて、絶望に沈んでいくところが見たかったの。思っていた以上にとっても楽しかったわぁ。
お姉ちゃんのやり方だと、1度しか楽しめないけど、ワタシのやり方だと、もっともっと楽しめるものぉ。

図書室で使い人の光子に呪いをかけたとき、ワタシたちはふた手に分かれたの。
お姉ちゃんは、マリア様の紙に、ワタシは使い人の光子に取り憑いた……。人間って、噛んだだけでカンタンに壊れちゃって、とってももろいのね。これも楽しかったわぁ。

だけど、お姉ちゃんが勝手に成仏しようとしていた時は、慌てたわぁ。お姉ちゃんが成仏したら、ワタシも消えちゃうんだもの。
ワタシの心安らげる場所は、このトイレだけなのに……。

だから最後の力をふりしぼって、女と一体化して成仏しようとしていたお姉ちゃんの魂の器を奪って、ワタシはマリア様の紙に取り憑きなおしたの。

やっと、やっと魂の器が手に入ったから、ぜんぶワタシのものになったの。

アハ、アハ、アハ、アハハハハハハハハ……】