復讐メッセージを送信しました。 〜ナナツノノロイ2〜

放課後――。
野村から、携帯電話は担任の白石由梨絵に預けた、と教えられた。
白石は、新米教師で、いつもオロオロしており、見るからに自信がなさそうで、クラスの生徒に舐められていた。

白石先生なら、すぐに携帯電話を返してくれるだろう、と杏奈は、ほっとしていた。

しかし、ホームルームが始まった直後、それは絶望に変わった。
春山がやって来て、まるで担任のように教壇に威圧感たっぷりに立つ。

「石森杏奈、中沢詩織、水谷一花、山根光子! 池上勇吾、大国伸二郎、武藤蓮希! 今、名前を呼ばれた7人は、ホームルームが終わったら、教室に残っておくこと!」

そう怒鳴るように言うと、すっと教壇の脇に立った。

名前を呼ばれた蓮希は、うえー、とこの世の終わりのような顔をしていた。

杏奈が呼ばれた理由は、どう考えても携帯電話を没収されたことしか考えられない。

はあ、なんだか大変なことになっちゃったな……。

杏奈は、ひざの上に置いた拳を見つめながら、小さくため息をついた。