復讐メッセージを送信しました。 〜ナナツノノロイ2〜

「でも1番悪いのは、産むことも育てることも、自信が持てず、中絶してしまった私なんだ……。
あの時、ふたりに天罰を与えてほしいなんて願うんじゃなかった。
叶わなくてもいいから、またあの子に――私の赤ちゃんに会いたい、と願うべきだった……。
もう1度願いが叶うかもしれないときいたとき、次は必ず、あの子に会いたいと願うつもりだったのに……」

一花の涙が、マリア様の紙に、雨のように落ちる。

気付くと、杏奈も一緒になって泣いていた。
一花が、そんな辛い目にあっているなんて、知らなかった。

夏休みに、一花からすべてをきいていた勇吾は、引きこもろうとする一花を外へ連れ出そうとがんばっていたのだろう。

勇吾は、悲しげな目で、一花を見つめている。

「マリア様……あなたは母親を殺されたせいで、この世に産まれてこれなかった赤ちゃんの怨念なんでしょう? 私には、あなたの気持ちがわかる気がする。ずっと、ひとりぼっちでさみしかったのよね? もし私の赤ちゃんが、あなたのように怨念を持ってしまったらと思うと、とても悲しい……。
だから、最後にひとつ願いごとをさせて。
――私の赤ちゃんになってほしいの」

一花が、嗚咽しながらそう願う。