復讐メッセージを送信しました。 〜ナナツノノロイ2〜

一花は衝撃的な言葉を口にして、目に涙を浮かべながら、続ける。

「結婚しよう、という直也の言葉を信じて、避妊なんてまったくしていなかったから、夏休みに検査薬を使って、妊娠していることがわかったの。
すごくうれしくて、直也に報告しに行ったとき、あの女と浮気しているところに出くわしてしまって……。
それからすぐに直也から、一方的に別れを切り出された。妊娠していることを話したけど、おれの子じゃない、とか散々言い訳されて逃げられてしまった。

親にも勇気を出して、妊娠していることを話したら、泣かれてしまった。
だから夏休みに中絶したの……。男の子か女の子かもまだわからない小さなうちに……。
エコーでちっちゃな心臓がピコピコ一生懸命動いていたのに……。

あの子を失った悲しみは日増しに強くなって、耐えられなかった。声をかけてきた男たちと寝たり、くだらないいじめをしたりして、気を紛らわしていた。
あの子のことを忘れないように、右耳にピアスを開けたりもしたけど……なにをしても虚しかった」

――春山にピアスを没収されたピアスには、そんな深い理由があったのだ。
一花は、ぽろぽろと涙を流し続けていた。