復讐メッセージを送信しました。 〜ナナツノノロイ2〜

それから5分ほどして、伸二郎がやって来た。

「はあはあ、ふたりにも、あのメールが届いたんだ……はあはあ……」

伸二郎は力なく言うと、教壇の横に座り込んでしまった。
伸二郎が、荒い呼吸をしていたので、

「大国、どうやってここに来たんだ?」

と勇吾がきいた。

「自転車だよ。ああ、疲れた……でも間にあって良かった」

ほどなくして、詩織が教室に飛びこんできた。

「まだ12時になっていないわよね!?」

「うん、あと6分残っているよ」

杏奈が答えると、詩織は、ほっとしていた。

「良かった……なかなかタクシーが、捕まらなかったから間に合わないかと思って、ヒヤヒヤしちゃったわよ」

詩織は、安心したようにそばにあったイスに腰かけていた。

あと3分……蓮希と一花は来ないのだろうか。

杏奈が心配していると、

「早く早く!」

とドタバタと走ってくる音がした。

「セーフ!……だよな?」

蓮希と一花が、教室に滑りこんできた。

「まだ大丈夫だ」

勇吾が答えると、蓮希はうれしそうに飛び跳ねていた。