「七つの大罪は、誰もが心の中に持っている欲望で、罪に導くとされているものだ。簡単に言うと、憤怒が怒ること、強欲は欲深いこと、怠惰は怠けること、色欲は性欲のこと、嫉妬はねたみのこと、傲慢はおごりたかぶること、暴食は食欲のこと……。
七つの大罪をテーマにした映画や漫画を何度か見たことあるから、間違いないよ」
すると、ずっと泣いていた詩織が立ちあがり、両手で机を叩いた。
「七つの大罪とか、そんなことはどうでもいいのよ! あの時の、お前らは呪われた、っていうのは、私たちに呪いがかけられたってことなんでしょ!?
今すぐに呪いを解いてもらわないと、彼氏が、響太が死んじゃうよ!」
詩織は、そのまま泣き崩れてしまう。
呪い――その言葉が石のように、胃にずっしりとのしかかってくる。
お前らは呪われた……。
それにあのメール。これは呪いなんだ、と改めて思った杏奈の足が震えていた。
詩織が、ふらつく足で懸命に立ちあがり、キッと杏奈をにらんできた。
「あんたっ、なんとかしなさいよ!」
そう言いながら、杏奈の制服の胸ぐらをつかんでくる。
「そ、そんな、私に言われても……」
杏奈はうろたえた。詩織が胸ぐらをつかんだまま、詰め寄ってくるので、教室の隅へと追い込まれた。
七つの大罪をテーマにした映画や漫画を何度か見たことあるから、間違いないよ」
すると、ずっと泣いていた詩織が立ちあがり、両手で机を叩いた。
「七つの大罪とか、そんなことはどうでもいいのよ! あの時の、お前らは呪われた、っていうのは、私たちに呪いがかけられたってことなんでしょ!?
今すぐに呪いを解いてもらわないと、彼氏が、響太が死んじゃうよ!」
詩織は、そのまま泣き崩れてしまう。
呪い――その言葉が石のように、胃にずっしりとのしかかってくる。
お前らは呪われた……。
それにあのメール。これは呪いなんだ、と改めて思った杏奈の足が震えていた。
詩織が、ふらつく足で懸命に立ちあがり、キッと杏奈をにらんできた。
「あんたっ、なんとかしなさいよ!」
そう言いながら、杏奈の制服の胸ぐらをつかんでくる。
「そ、そんな、私に言われても……」
杏奈はうろたえた。詩織が胸ぐらをつかんだまま、詰め寄ってくるので、教室の隅へと追い込まれた。

