すると、伸二郎が、「あっ!」と言い、自分の通学カバンから数学のノートを取りだした。
「マリア様に願いを叶えてもらったその日に、自分の記憶力を確かめるために、このノートに十戒を書いていたんだ」
広げられたページには、神経質そうなほどキレイな文字で十戒が書かれていた。
「ガリベンマン、やるじゃんか!」
蓮希が、笑顔で背中をたたくと、伸二郎のメガネが飛んでしまった。
「やめてくれよ」と伸二郎が少し怒ったような声でメガネを拾いあげる。
「悪い、悪い。それよりさっそく十戒の頭文字とやらを見てみようぜ」
蓮希が、そっせんして、机に広げた数学のノートをのぞきこんだ。
「マリア様に願いを叶えてもらったその日に、自分の記憶力を確かめるために、このノートに十戒を書いていたんだ」
広げられたページには、神経質そうなほどキレイな文字で十戒が書かれていた。
「ガリベンマン、やるじゃんか!」
蓮希が、笑顔で背中をたたくと、伸二郎のメガネが飛んでしまった。
「やめてくれよ」と伸二郎が少し怒ったような声でメガネを拾いあげる。
「悪い、悪い。それよりさっそく十戒の頭文字とやらを見てみようぜ」
蓮希が、そっせんして、机に広げた数学のノートをのぞきこんだ。

