15分の休み時間となり、強い雨がふりだしていたので、いつもの体育館裏には集まれず、例の非常階段に杏奈たちは緊急集合していた。
「山根っち、家に帰ってないって、ホームルームで言ってたけど……石森さんが昨日言ってたことってマジなの?」
詩織が、怯えたような顔できいてくる。
「杏奈、昨日あったことを最初から話してくれないか?」
勇吾に促され、杏奈は図書室で起きたことから話していった。
光子が急に悲鳴をあげて、図書室から走り出た。
夢の中でマリア様から、醜い姿に戻ると言われた光子は、ひどく取り乱していた。
そして、これなら太らない、と真っ赤な目を嬉々とさせて、自分の指を食べてしまったこと。
「自分の指を食べたぁ?」
蓮希が驚愕している。
「うん……それからすぐに山根さんは、階段から落ちてしまったの。首の骨が折れていたから、無事ではないと思う……」
杏奈が、話し終えると、みんな何とも言えないような顔をしていた。
光子が行方不明になっているので、夢だ、と決めつけることができなくなってしまったからだろう。
「山根っち、家に帰ってないって、ホームルームで言ってたけど……石森さんが昨日言ってたことってマジなの?」
詩織が、怯えたような顔できいてくる。
「杏奈、昨日あったことを最初から話してくれないか?」
勇吾に促され、杏奈は図書室で起きたことから話していった。
光子が急に悲鳴をあげて、図書室から走り出た。
夢の中でマリア様から、醜い姿に戻ると言われた光子は、ひどく取り乱していた。
そして、これなら太らない、と真っ赤な目を嬉々とさせて、自分の指を食べてしまったこと。
「自分の指を食べたぁ?」
蓮希が驚愕している。
「うん……それからすぐに山根さんは、階段から落ちてしまったの。首の骨が折れていたから、無事ではないと思う……」
杏奈が、話し終えると、みんな何とも言えないような顔をしていた。
光子が行方不明になっているので、夢だ、と決めつけることができなくなってしまったからだろう。

