昼休み。
杏奈は光子と共に図書室へ入った。
図書室のテーブルでつっぷして寝ていたら、司書の先生から、なにか言われるかもしれないので、ついてきてほしい、と光子に頼まれたからだ。
杏奈が図書室へ足を踏み入れるのは、初めてだった。
長テーブルが6つあり、ちらほらと真面目そうな生徒たちが本を読んでいる。
誰もいないテーブルがあり、そこに光子が座る。
杏奈はその近くにあった棚から適当な本を持ってきて、長テーブルに広げた。
光子が机に寝そべる。
「マリア様……マリア様……」
小さな声でささやいていた。
杏奈は本を読むふりをしながら、光子が夢に落ちていく姿を見つめていた。
5分ほどして、スースーという光子の静かな寝息がきこえてきた。
マリア様と、上手く交渉できますように。
杏奈は心の中で、そう念じ続ける。
しかし、この本は漢字だらけで、ぼんやりと見ているだけでも眠たくなってきてしまう。
そう思っていた杏奈は、本当にうとうとしだしてしまった。
杏奈は光子と共に図書室へ入った。
図書室のテーブルでつっぷして寝ていたら、司書の先生から、なにか言われるかもしれないので、ついてきてほしい、と光子に頼まれたからだ。
杏奈が図書室へ足を踏み入れるのは、初めてだった。
長テーブルが6つあり、ちらほらと真面目そうな生徒たちが本を読んでいる。
誰もいないテーブルがあり、そこに光子が座る。
杏奈はその近くにあった棚から適当な本を持ってきて、長テーブルに広げた。
光子が机に寝そべる。
「マリア様……マリア様……」
小さな声でささやいていた。
杏奈は本を読むふりをしながら、光子が夢に落ちていく姿を見つめていた。
5分ほどして、スースーという光子の静かな寝息がきこえてきた。
マリア様と、上手く交渉できますように。
杏奈は心の中で、そう念じ続ける。
しかし、この本は漢字だらけで、ぼんやりと見ているだけでも眠たくなってきてしまう。
そう思っていた杏奈は、本当にうとうとしだしてしまった。

