「だって~ひとつの願いだけじゃ足りないんだもん。たしかに、超イケメンの彼氏ができたんだけど、デート代やらでお金が足りなくて、なかなか遊べないの……。
だから、あたし次はマリア様に1億円くださいってお願いするの」
詩織が、鼻息荒く語る。
「おれはラブホ代がもったいないから、ラブホをください、ってマリア様に頼むぜ」
相変わらず、ギラギラとした目の蓮希から、杏奈は無意識に後ずさりしていた。
すると、詩織がふきだした。
「あんたバッカね~。ラブホなんかもらってどーすんのよ。それだったら、1億円もらってラブホを自分で買えばいいじゃないの」
「そ、その手があったか!」
さらに、ああでもないこうでもない、と次の願いについて、いろいろと話している。
「大国くんも、なにかお願いしたいの?」と杏奈はきいてみた。
伸二郎は、こくりとうなずく。
「願いは叶ったけど、教科書を読んだり、授業を受けたりしないと、記憶できないから、完璧な天才にしてください、とお願いしたいんだ」
平然とした顔で言う。それだけで充分ではないか、と杏奈は思うが、どうも伸二郎は不満に思っていたらしい。
だから、あたし次はマリア様に1億円くださいってお願いするの」
詩織が、鼻息荒く語る。
「おれはラブホ代がもったいないから、ラブホをください、ってマリア様に頼むぜ」
相変わらず、ギラギラとした目の蓮希から、杏奈は無意識に後ずさりしていた。
すると、詩織がふきだした。
「あんたバッカね~。ラブホなんかもらってどーすんのよ。それだったら、1億円もらってラブホを自分で買えばいいじゃないの」
「そ、その手があったか!」
さらに、ああでもないこうでもない、と次の願いについて、いろいろと話している。
「大国くんも、なにかお願いしたいの?」と杏奈はきいてみた。
伸二郎は、こくりとうなずく。
「願いは叶ったけど、教科書を読んだり、授業を受けたりしないと、記憶できないから、完璧な天才にしてください、とお願いしたいんだ」
平然とした顔で言う。それだけで充分ではないか、と杏奈は思うが、どうも伸二郎は不満に思っていたらしい。

