蓮希は、詩織と根が似ており、弱い者いじめが大好きだ。だから、お前みたいなガリベンマンには、幸せを分けないよ、とからかって泣かせてしまいそうな気がする。
「んじゃ、ガリベンマンでいいよ~」
杏奈の予想に反して、蓮希はいとも簡単に、伸二郎に幸せを分けると決めた。
「ガリベンマンがどんな願いごとをするか、気になってきちゃってさ」
蓮希はケラケラと笑う。
やはり幼稚な考えからだったが、伸二郎は大喜びしていた。
「では、使い人の私が、マリア様を呼びだすための十戒を教えます」
「はい!」
伸二郎は直立不動で、ちゃんと十戒をきいている。
蓮希と違い、真面目その物といった態度だったので、光子は機嫌よく、饒舌に十戒を言い終えた。
伸二郎は、イスに座り、マリア様の紙の上にある10円玉に人差し指を置く。
光子が言った通りの言葉を伸二郎が唱えると、10円玉が動き、ふたたびマリア様が降臨してきた。
「ぼくは大国伸二郎といいます」
伸二郎が礼儀正しく、名前を名のるのを光子は満足そうに見ていた。
「さあ、大国くん、マリア様にすべて告白してちょうだい」
「んじゃ、ガリベンマンでいいよ~」
杏奈の予想に反して、蓮希はいとも簡単に、伸二郎に幸せを分けると決めた。
「ガリベンマンがどんな願いごとをするか、気になってきちゃってさ」
蓮希はケラケラと笑う。
やはり幼稚な考えからだったが、伸二郎は大喜びしていた。
「では、使い人の私が、マリア様を呼びだすための十戒を教えます」
「はい!」
伸二郎は直立不動で、ちゃんと十戒をきいている。
蓮希と違い、真面目その物といった態度だったので、光子は機嫌よく、饒舌に十戒を言い終えた。
伸二郎は、イスに座り、マリア様の紙の上にある10円玉に人差し指を置く。
光子が言った通りの言葉を伸二郎が唱えると、10円玉が動き、ふたたびマリア様が降臨してきた。
「ぼくは大国伸二郎といいます」
伸二郎が礼儀正しく、名前を名のるのを光子は満足そうに見ていた。
「さあ、大国くん、マリア様にすべて告白してちょうだい」

