【はい】と10円玉が光り輝く。
「ぎぇあっちぃ!」と奇声を発する蓮希の肩を、光子がおさえつけ、「じっとしてなさい!」と冷たく言い放った。
【ねがいはききいれました】
「ほらっ、マリア様にお礼を言いなさい!」
「マリア様、あざーっす!」
軽く礼を言う蓮希を、光子が殺意のこもった目でにらんでいた。
使い人として、大人のふるまいをしてきたが、さすがに蓮希はもてあましているようだ。
【ワタクシはてんへとかえります】
「おつかれーっす」
笑う蓮希を、光子が今にも殴り倒しそうな顔で見ている。
詩織は、それを見て口の端から笑い声をもらしていた。
「これで、100人切りの夢が叶うかな~」
蓮希は立ちあがり、相変わらず目をぎらつかせている。
仲の良い勇吾と一花ですら、欲望丸出しの蓮希に呆れていた。
ようやく、願いごとが終わったので、光子はあからさまに安堵していた。
「じゃあ、武藤くん、次に幸せを分ける相手をちゃんと決めておいてね」
光子が紙をたたもうとしたとき、教室の後方の戸が勢いよく開いた。
「ぎぇあっちぃ!」と奇声を発する蓮希の肩を、光子がおさえつけ、「じっとしてなさい!」と冷たく言い放った。
【ねがいはききいれました】
「ほらっ、マリア様にお礼を言いなさい!」
「マリア様、あざーっす!」
軽く礼を言う蓮希を、光子が殺意のこもった目でにらんでいた。
使い人として、大人のふるまいをしてきたが、さすがに蓮希はもてあましているようだ。
【ワタクシはてんへとかえります】
「おつかれーっす」
笑う蓮希を、光子が今にも殴り倒しそうな顔で見ている。
詩織は、それを見て口の端から笑い声をもらしていた。
「これで、100人切りの夢が叶うかな~」
蓮希は立ちあがり、相変わらず目をぎらつかせている。
仲の良い勇吾と一花ですら、欲望丸出しの蓮希に呆れていた。
ようやく、願いごとが終わったので、光子はあからさまに安堵していた。
「じゃあ、武藤くん、次に幸せを分ける相手をちゃんと決めておいてね」
光子が紙をたたもうとしたとき、教室の後方の戸が勢いよく開いた。

