「ねえ、中沢さん、テンション高すぎだけど大丈夫かな?」
「まあ、武藤くんほど、おバカじゃないから、みんなの前では言ったりしないと思うわよ。それより、一緒にトイレに行かない?」
光子に誘われ、杏奈はトイレへ向かった。
その途中で一花と遭遇した。
「……願い叶ったよ」
一花がボソリと言う。目の下には、黒いクマができていた。
「元彼と浮気相手の女……原付バイクで停まっていたバスにつっこんで、手足を複雑骨折して入院したよ」
一花は、なんだか顔色が悪かった。
確かに天罰を願ったとはいえ、後味が悪かっただろう、と杏奈は思った。
「そう、よかったわね」と光子がほほ笑みかける。
「あ、中沢さんも願いが叶って、イケメンの彼氏ができたみたいよ。教室で騒いでるから、マリア様のことをみんなの前で話さないか、一応見張っておいてちょうだい」
光子の言葉に、一花は小さくうなずき、教室へ向かった。
一花に若干命令口調で、頼みごとをするなんて、光子は見た目だけでなく、中身もだいぶ変わったようだえ。
光子がトイレに入っている間に、杏奈はマリア様に願いごとをした人数を指で数えた。
これで5人か。
全員の願いをすべて叶えて、本当マリア様ってすごいよなぁ。
杏奈はあらためてそう思った。
「まあ、武藤くんほど、おバカじゃないから、みんなの前では言ったりしないと思うわよ。それより、一緒にトイレに行かない?」
光子に誘われ、杏奈はトイレへ向かった。
その途中で一花と遭遇した。
「……願い叶ったよ」
一花がボソリと言う。目の下には、黒いクマができていた。
「元彼と浮気相手の女……原付バイクで停まっていたバスにつっこんで、手足を複雑骨折して入院したよ」
一花は、なんだか顔色が悪かった。
確かに天罰を願ったとはいえ、後味が悪かっただろう、と杏奈は思った。
「そう、よかったわね」と光子がほほ笑みかける。
「あ、中沢さんも願いが叶って、イケメンの彼氏ができたみたいよ。教室で騒いでるから、マリア様のことをみんなの前で話さないか、一応見張っておいてちょうだい」
光子の言葉に、一花は小さくうなずき、教室へ向かった。
一花に若干命令口調で、頼みごとをするなんて、光子は見た目だけでなく、中身もだいぶ変わったようだえ。
光子がトイレに入っている間に、杏奈はマリア様に願いごとをした人数を指で数えた。
これで5人か。
全員の願いをすべて叶えて、本当マリア様ってすごいよなぁ。
杏奈はあらためてそう思った。

