復讐メッセージを送信しました。 〜ナナツノノロイ2〜

勇吾は、一花と付き合っていないと言っていたが、このふたりには、なにか秘密があるに違いない。
杏奈は、なんだかそんな気がしていた。

「私は……」と一花が急に、しゃべりだしたので、視線が集まる。

「私は、元彼とその浮気相手の女に天罰を与えてほしい……!
元彼……直也のことを、私は愛していた。結婚しよう、って言葉も本気で信じていた……。それなのに、それなのに……よりによってあの大切な日に、直也は浮気相手の女を部屋に連れ込んでいた……!」

一花は、目を潤ませながら、肩を震わせていた。
必死に泣くまいとしているようで、痛々しかった。

こんな感情をむきだしにした一花を見るのは、杏奈は初めてだった。
大切な日――おそらく記念日だったのだろう、と思う。

「だから……私を裏切って、気持ちを踏みにじった元彼と、嘲笑ってきたあの女に、天罰を与えてほしい!」