一番嫌いなアイツは彼女持ち

「たかにぃは、あたしにとって必要な存在だった。




血は繋がってなかったし、家からの距離も結構あった。



それでもお小遣い貯めては、




よくたかにぃの家に、逃げていたなぁ」





「親の暴力のきっかけってあるのか??」




「それがさっぱり」




「…俺の記憶じゃ、お前の家初めて行った時…」




「あぁ、瞬が来てもお母さん、見向きもしなかったね」




他人をものすごく嫌うお母さん。



それが、何でなのか今でも謎。