続*俺様王子とキケンな契約!?





────という内容。


前の契約条件はツッコミどころ満載だったけど、今回は笑えない。

二人が一緒に住むうえで本当に大切な契約だ。



そして、神矢くんは前の契約の紙と今回の契約の紙をあたしの目の前に広げて見せた。


「前と、どう違うかわかるか?」



「え?違うとこって……」


違うとこなら何ヶ所かあるけど……


首を傾げるあたしに、神矢くんは不適に笑って耳元に口を寄せた。



「お前はオレの女だろ?…つーことは、もう許可取らなくていいってわけだ。」



……え?それって



「お前とまた一緒に暮らすってなって我慢できるかわかんねぇ。それでもいい?」



ワザとらしく神矢くんの唇が耳朶に触れる。

その度、身体はビクッと反応してしまう。
全身が沸騰したように身体が熱い。