『僕の名前は“ミノル”
これからよろしく』


Μはそっと手を出した


“ミノル”

それがΜの名前


『よ…よろしく』


俺も恐る恐る手を出して、握手をした


この世界に法律もルールもない

でも、ただ一つだけミノルは約束してほしいと言った

“君はフリーチルドレン”
それを忘れてはいけないと



夢の国の
たった一つだけの約束