“見付からなかったら…また次も出来るでしょ?”
内緒で泊まったミノルの部屋
“また次”
その言葉で明日も明後日もこの先ずっと頑張れると思ったのは……
俺だけだった?
ミノルと俺は……違った?
…………………………
………………ッ
『………訳ないじゃん……』
『……え?』
『違う訳ないじゃん……!!』
俺達が過ごしていた時間は確かにあって
二人で笑いあった俺とミノルに“違い”なんてなかった
“孤独?何それ?俺が居るじゃん”
7歳の俺ならそう言う、それなら……17歳の俺は
『孤独に負けてんじゃねーよ…孤独なんかに負けんなよ…。孤独なんかに………俺達の思い出を消させてたまるかよ!!!!』
声が公園に響いた
孤独に負けて自分を見失うなよ…ミノル……
“孤独”
それがどんなに辛くて苦しいか、人間なら分かる
分かるよ……痛い程
でも負けないで……
負けないで
“俺が一緒に居てあげる”
そんな事言わない
一緒に孤独の闇に落ちてやる事はできない
それなら…………



