近未来少年少女





『おじさん……俺今まですごい世界に居たんです。こことは真逆の夢の国』


俺の中で何かが変わった

もう色々考えるのはやめよう

ありのままを…今まであった全ての事を俺はこの人に伝えたい

それが今できる事


『そこからこの場所まで無我夢中で走り続けてきました。まだゴールじゃないんです、ミノルに会うまでは』


俺はおじさんの目を強く見た

おじさんはそんな俺を見て、少し微笑んだ


『無我夢中か…。君にぴったりの言葉だね』

おじさんはそう言うと、ポケットから一枚の紙を出してペンで何かを書き始めた

…………?

書き終わった後、その紙を俺に差し出した



『ミノルはこの場所に居るよ』


紙に書かれていたのは住所だった

ミノルが……ここに……………?


『あの子は今も君を待ってる。君の走り続けたゴールがミノルならあの子のゴールもきっと……』


………………………

……………