おじさんと話した時間は長い時間ではないけど……
なんとなくミノルのお父さんがどんな人が分かった気がする
感情は表に出さなくて口数も少ないけど、冷たい人なんかじゃない
だってこの人はミノルの父親だもん
冷たい人な訳がない
ミノルは安静にしてなきゃいけないから病室には行かず、今日はこのまま帰る事にした
ミノルの顔を見れたし、おじさんとも話せた
明日朝一で様子を見に来るぐらいなら大丈夫かな?
俺はおじさんにもう一度頭を下げた
『この“すいません”はミノルの事じゃなくて、おじさんに対しての“すいません”です……。色々生意気言ってごめんなさい。今日はこのまま帰ります』
『君はミノルの友達か?』
『え?』
『友達かと聞いているんだ』
おじさんから俺に質問なんて……
『大切な友達です。少なくとも俺はそう思ってます』



