近未来少年少女




ドクンドクンドクンドクン
心臓がものすごく速く動いた


『……は?な、なに言って……』

俺は予想外の言葉に動揺しまくっていた、おじさんはさらに続けた

それは思いがけない…予想すらしていなかった言葉だった





『ミノルは心臓病だよ』

ドクン……
また心臓が大きく鳴った


いつも聞けずにいた現実

俺はあいつがどんな病気でも関係ない

隣で変わらず笑ってくれるミノルを見て、いつもそう思ってた

なのに……病気の事はどうしても聞けなかった


俺は子供で、夢とか希望とか未来とか永遠とか………

そんな馬鹿にされそうなモノを信じたくて、これからもずっと信じていたくて


でもミノルの病気を知ったら馬鹿なモノ全てを、手放さなければ受け入れられない気がして…

だから、俺は今日この瞬間まで聞けずにいたんだ


まさかこんな形で知る事になるとは思ってなかった

だったらごちゃごちゃ考えてないで……ミノルの口から聞きたかった