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俺達は駄菓子屋に着いて、ガラス戸を静かに開けた
ガラガラガラー……
『おばちゃーん!』
シーン………
いつもならここで奥の部屋から“はいはい”と出てくるはずなのに、今日は出てこない
…………?
俺とミノルは顔を見合わせ、中に入った
駄菓子屋の中が薄暗いのはいつもの事だけど…
いつものおばちゃんの声が聞こえないと余計に薄暗く感じる
『おばちゃん居ないのかな…?』
俺が首を傾げると、
『でも戸が開いてたんだから休みではないよね…?』
ミノルが冷静に言った……その時
ガタンッと奥の部屋から物音が聞こえた
音がした方に目を向けると、そこには足を引きずったおばちゃんが居た
『お、おばちゃんどうしたの?』
俺達はすぐに駆け寄った
『あらあらユウキちゃんにミノルちゃん。また来てくれたのかい?』
おばちゃんは右足を手で擦りながら言った
『おばあちゃん…足痛いの?』
ミノルが心配そうな顔をした
『たまにこうやって痛むんだよ、もう歳だからね』
おばあちゃんは平気そうに笑ってたけど、俺とミノルの不安はとれなかった
『本当は今日、店を休みにしようと思ったんだけどね。こうして可愛いお客さんが来てくれるからおばちゃん休む訳にいかないよ』
『おばちゃん……』



