近未来少年少女


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…………


『そうなんだ。ユウキのお父さんはやっぱり優しい人なんだね』

いつもの週末、俺はミノルにお父さんとのやり取りを一部始終話した


『うん、優しいよ!』

俺は笑顔で答えた

そう言えば、こんなやり取り前もあったような……
……………

俺は少し考えた後に、

『ねぇ…聞いてもいい?』と問いかけた


『なに?』


『ミノルのお父さんはどんな人?』

前に聞こうとしたけど、なんとなく聞けなかった質問

『あそこに居るよ』

ミノルはそう言って病院を指さした

あそこ…って……


『病院?お父さんも入院かなんかしてるの…?』

俺が恐る恐る聞くと、ミノルは静かに首を横に振った

『僕のお父さん病院の院長なんだよ』

病院の院長!?


院長って……偉い人の事だよね…?

俺は自分で分かりやすく解釈するかのように、

『それって会社の社長とかと一緒って事だよね?』と聞いてみた


『……うん。まぁ、意味合い的にはね』

ミノルは冷めた感じで答えた