『ユウキ……あんたいつからそんな子になったのよ…』
お母さんはそんな俺の気持ちも知らず、ガクッと肩を落とした
俺はそれを見てソファーから立ち上がった、そして………
『お母さんの知らない間』
そう言い放って、二階へと駆け上がった
…………………
………
暗い部屋の中、一人でポツンと立ちすくむ
はぁ……言っちゃった……
爽快感より、後悔が先立っていたけど……俺にだって我慢出来ない事もある
暫くして一階で6時を示す時計の音が鳴った
それと同時にガチャッと別の音が聞こえる
お父さんだ………
いつもお父さんを出迎えるのは俺、それが楽しみだし、毎日の日課だった
だけど今日は出迎える気分じゃない
お父さんが帰ってきた事で、俺は色んな憶測を考えた
それは見事に的中していた
まずリビングに入って、お母さんが今の事をお父さんに話す
次に二人の話し合いになる
その次に、ギシッ……ギシッ…ギシッと二階に上がってくる足音がして…………
それは俺の部屋の前で止まるはず、そして…少し間をあけながら
『ユウキ…お父さんだ』とドアの向こう側で声がする
全部予想通り



