近未来少年少女


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みんなとの距離は僅か数メートル、俺は大きく深呼吸して口を開いた


『みんなに話したい事があるんだ』

充血して真っ赤になった目、真剣な俺の顔を見て遊んでいたみんなの手足が止まった

なにから話そう……なんて説明すれば………

いざ言葉にしようと思うと、話し終わった後のみんなの顔が浮かぶ

動揺させてしまうかな…びっくりするだろうな……

それとも軽蔑するかもしれない

すると、そっとカオリが俺の肩に手を置いて優しく笑った

“上手く言おうとしなくていい”

“私に言ったみたいに言えばいいよ”

そう言ってる気がした

たぶん俺は……言ってしまった後悔より、言わなかった後悔の方が何倍もすると思う

俺は覚悟を決め、静かに話し始めた

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