近未来少年少女



どうしよう…………

どうしよう……………
………………

『リーダー…俺寂しすぎて無理…だよ……』

振り絞った言葉


俺は後ろの木に体をもたれて、ズズッと下にしゃがみこんだ


分かってる、ここで立ち止まってはいけない事

分かってるよ………
………………
……………………

リーダーが座り込んだ俺の肩に手を置いた、そして………


『俺もだ』

顔を見るとリーダーも泣いていた

それを見て俺は余計に泣いてしまった

男二人で、情けないぐらい泣いた


リーダー………
本当に…本当に……………
今までありがとう

……………………
……………

そんな俺達をみんなに見えないようにカオリが必死に隠していたなんて勿論、気付く訳もなく、

もうすぐ…もうすぐみんなとお別れ
……………………
………………


ゆっくりとした時間が広場に流れていた

俺とリーダーは心を落ち着かせ、

『リーダー…俺はもう誰にも嘘つきたくないんだ』と先に腰を上げたのは俺だった


『カオリには全てを話したよ、だからみんなにも……ちゃんと言ってから行きたいんだ』

そう言ってゲンタ、ノリ、ユキ、アンナの方を見た

今までリーダーが必死に隠してきたのに、俺が言うなんて矛盾してる

でも………何の説明もなしに俺が突然居なくなって、たぶん色々聞かれるのはリーダーだと思うから……

リーダーにはもう嘘をつかせたくない

みんなへの罪悪感も抱かせたくない

俺の足は一歩…一歩…とみんなに近づいていく
………………