近未来少年少女




なにが聞きたい…?
そう言われるとたくさんありすぎて困る

なんで俺の中に居る?

なんで色んな事を知ってる?

なんで……なんで…


みのるに向けて“なんで”を言い始めたらキリがない

でも一番聞きたい事、俺が一番聞きたいのは………


『お前はミノルとどうゆう関係?』


偶然か、それとも必然なのか同じ名前の二人

“みのるとミノル”が重なる場面は何度もあった


同じ名前は偶然なんかじゃない

重なると思ったのは勘違いじゃない


『みのる…教えて』


俺の言葉を聞いたみのるは静かに口を開いた


『その質問に答えるのは
今じゃない』


………やっぱりか

俺はガッカリもせず、みのるの言葉をすんなり受け入れた


聞く前から分かっていた

この質問はそんなに軽いものじゃない、みのるはたぶん教えてくれないだろうと……


『でも………』

『?』


みのるが言葉の続きを話し始める


『俺とミノルの関係より、“俺とユウキがどうゆう関係か”そう質問されてたら全てを言ってしまったかもね』


俺とお前の関係……?

『だから心の住人だろ?』

するとみのるは、

『そんな訳ないじゃん!
もっと深いんだよ俺達は』と笑った


みのるはそれをいい終えると、いつものように姿を消した


俺達が深い………って?

そんな問いすら投げ掛ける隙はなくて……

まったく……そこまで言いかけたなら全部言えっつーの

俺は疑問を抱きながら、ブツブツと文句を言った