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俺とリーダーは店を出て夜道を歩いていた
その間二人の会話はない
やっと出口が見つかった
ずっと探し求めていた物を見つけたのになぜか喜べない、その訳は…………
『あの出口は……
たぶんお前だけの出口なんだろうな』
リーダーが俺が思っていた事と同じ事を言った
“俺だけの出口”
その意味は自分でも理解している
“あの絵がなんなのか”
それを分かれるのは俺だけ
つまりあの絵が出口だったとしても、俺しか出る事は出来ない
その事実にリーダーも気付いていた
一番この世界から出たがっているリーダーの気持ちを知っているからこそ、俺は複雑な気分だった
それなのに……リーダーが言った言葉は……
『もう少しだな』
そう俺の肩に手を乗せ、笑いかけた
『……………』
リーダーは俺よりもずっと前にここに来て一人で出口を探し続けていた
誰にも言えない苦しみを抱えながら
それでやっと出口が見つかったのにそれを通れるのは俺だけ
なのにリーダーは……
“もう少しだな”と笑ってくれた
なんで………………
なんでリーダーは…
いつもこんなに優しいんだろうー……?
俺は泣きそうになった



