近未来少年少女




ザッ……!
靴と芝生が擦れる音がした

『こ、こんな所で何やってんだよ?』

電灯の明かりに照らされて姿を現したのは……………
『リーダー……』


俺はほっと胸を撫で下ろした

『ど…どうした?
何かあったのか…?』


リーダーが顔を覗きこむ

俺は今どんな顔をしてるんだろう…

だけどやっぱり一瞬で異変に気付くリーダーはすごいと思った

リーダーは深入りはせず、
『ま…まぁ、とりあえず
うちに来いよ』と言ってくれた


リーダーの家は目と鼻の先、そんなリーダーの言葉に対して俺は…………


『ちょっと一緒に来てもらいたい所があるんだけど』
『?』


……………………
…………


“一緒に来てもらいたい所”それは二番街


そうー…みのるが言ってた出口がある場所


『ウノ町二丁目駄菓子屋坂本ー…?』


暗闇の中、目を細めて表札を読むリーダー

俺は迷う事なく、ガラガラガラー…と駄菓子屋のドアを開けた

『お、おい…ユウキ…!』

リーダーが慌てて手を伸ばす

『こっち』

俺は冷静に中を指差した、そして………………


『リーダー…この絵見て』

俺はポケットから携帯を出し、画面の明かりを絵に向けた

暗闇の中、絵がひっそりと姿を現す………


『な、なに…これ…』

リーダーの唾を飲む音が聞こえた