近未来少年少女



とにかくメグは俺の家を知らないから、このまま家に居ても仕方ないよな


『カオリごめん…
俺…人と会う約束してて…』

『そーなの?分かった!
じゃぁ私はそろそろ帰るね』

カオリは椅子から立ち上がり、気を使ってくれた


『本当にごめん!送るよ』

そう言って俺達は外に出た

カオリの家は三番街、一度行った事があるから道のりは覚えていた


『なんか話し長々聞いてもらったのに…約束してるから帰れなんて…本当ごめん』

こんな時間まで引き止めてたのは俺なのに……


『気にしないでよ。それに元は私が勝手にユウキを待ってたんだし』

『でも…』


『今日はお互い様。それに私ユウキの事色々聞けて嬉しかったよ』


う、嬉しかった…?

俺はどう答えていいか分からなくて困惑してしまった

するとカオリがボソッと何かを呟いた

『…………の?』

………?
声が小さくて上手く聞き取れなかった


『だ、誰と約束してるの?』

今度は思いきったように声を出した


誰とって…メグだけど言っても分からないんじゃ………


『リーダーとかだったら名前言うでしょ?でも今日は言わないからなんか気になって………』

カオリが下を向いて言いづらそうにしている

ま…まぁ隠してるつもりはないんだけど…


『メグミって人と会うんだよ。カオリは知らないと思うけど』

『………女の人?』


………………えーと…
なんだろこの感じ…

………気のせいかカオリの視線が痛い

でも隠すのも変だしな


『う、うん…女だよ…』


そして俺も何で動揺してんだよ…別に悪い事してないのに