近未来少年少女




『リーダー!!!』


俺は必死にリーダーの後を追いかけ、呼び止めた


その呼び掛けに答えてリーダーが足を止める


『………あいつは……カシワギは勘が鋭い。たぶんもう何かに気付いて動き始めてる』


『何かって…?』

俺の問いに少し間を開けて答えた


『カシワギもユウキが他の人とは違うって事を感じている』


違う…って…………

『…お、…俺が他の人と違う事ってなに?』


この世界に選ばれるような人間ではない事………?


それとも向こうの世界に戻りたいと思ってる事……?

『俺にも確かな事はまだ分からない。でも一つだけ決定的にみんなとユウキが違う事は…………………』


ゴクンッ
唾を飲んだ


『向こうの世界に居た時にフリーチルドレンに会っている事』


…………?

『ど、どーゆう事?』


『お前をこの世界に導いた人間、“M”
そいつはこの世界の住人。つまりフリーチルドレン』

『…………』


『なのに…Mって奴は向こうの世界に現れてお前をここに連れてきた』