4時少し前。
あたしは第2体育館に行き、階段の上から試合を眺めることにした。
橙磨は~……あ、いた。
金髪のチャラそうな男の子と一緒にいる。
てか、背高いから目立つな~。
「部活見学?それともマネージャー志望?」
「はっ、え、えっと~……」
色白の肌に映える、キレイな漆黒のロングヘアー。
小ぶりの赤い唇にピンクの頬。
び、び、美女!!
「と、友達が……ゲームやるから観に来てって…なので観に来ただけです!すいません!」
「あら、そうなの。……男バスのゲーム?」
「はい!」
「下で観たら?私、男バスのマネージャーだから話通してあげる」
「ありがとうございますっ!」
多分……先輩。
美人な先輩に着いて行き、階段を降りるとあたしに気付いた橙磨。
こっちに、ぶんぶん手を振る。
「結香ー!勝つから観とけよ!」
「わ、分かったから…! 」
恥ずかしいわ!!
「こっちの方が見やすいでしょ」
「間近で見られますね!」
こんなに近くで、橙磨のバスケ観るの初めてかも。

