面白そうに笑って俺の手からスマホを取った。
「この先生、結婚してて2歳の子供いるんだよ!だから妬かないでよ」
「だったら最初から言えば良いのに!」
「言ったら面白くないでしょ?ふふっ…橙磨が妬いてくれた」
「バーカ……」
わざわざ、そんなことしなくても結香には妬くっての。
だけど嬉しそうに笑うからなんも言えない。
どんだけ俺のこと好きなんだよ。
可愛いな……。
「あたしばっか妬いてるみたいじゃん」
「そう?俺も妬くよ」
「だって、橙磨の大学って可愛い子多いんでしょー?」
「まぁ、確かに可愛い女の子多いな!」
「バカ!これだから妬くの〜」
頬を膨らませて不機嫌そうな表情。
前までの俺は、テキトーに遊んでくれる可愛い子なら誰でも良かった。
だけど今は結香じゃないと無理。
他の女の子が隣にいるのは想像不可能。
「でも、あたし橙磨のこと信じてるから!大丈夫だもんね?」
「当たり前。浮気とか論外」
「橙磨好きー!」
ガバッと抱きつかれて、その反動で床に二人で倒れ込む。
あぁ……このまま寝ちゃいたい……。

