幼なじみとの恋は甘くてじれったい




ふわふわして頭がボーッとする。


ベッドに倒れ込むあたしの目に映るのは、下はスエット姿で上半身裸で水を飲んでる橙磨。


バスケ辞めたはずなのに、腹筋とか腕の筋肉すごい……。


なんとなく固そうな腹筋を触りたくて、橙磨に手を伸ばした。


「ん?あ!水飲む?」

「…違う。腹筋触りたかった」

「素っ裸でその台詞は誘ってるとしか思えないんだけど、もう一発ヤる!?」

「ヤんない!バカ!」

「そうだよな〜。気付いたら日付変わってたもんな。えーっと……」

「か、数えなくていいから!!」


指を折って数えながら、ケラケラ笑ってあたしの頭を撫でる。


橙磨のせいで疲れたし……。


「いじけてないで服着ろよ。マジでもう一回襲うよ?」

「ヤダ!!着る!着ますから!」

「はい、バンザーイ」


とか言いつつ着替えを手伝ってくれる橙磨は優しい。



着替えると、あたしを布団にくるんで腕枕してくれる。


橙磨の腕枕好き〜……。


「明日は足腰立たなくて大学行けねぇかもな!」

「そうなったら誰のせいよ!」

「さぁ?でも、これで愛されてる実感湧いたしょ!」

「ものすごーく実感湧いた……」



一気に疲れが溜まりウトウトしてると、耳元で甘い声が囁いた。


「愛してるから不安になるなよ……」


あたしも愛してる……。


なんだか良い夢見れそうな気分。