幼なじみとの恋は甘くてじれったい




頭洗うのも、背中流すのも、全部あたしが拒否して終わったお風呂タイム。


恥ずかし過ぎでしょ…!



橙磨が高校の時に着てたバスケ部のジャージがあたしの部屋着。


パーカーぶっかぶかだし、下の短パンも長い。


超彼氏のって感じ!!


「今の結香嬉しそうな顔してる!」

「こうゆうの着ると、橙磨の彼女って実感湧くよね」

「普段実感ないの?」

「別にそうゆうわけじゃないけどー…」

「ふーん。実感ないってことは、愛し足りない?」


ニヤリと妖しく笑って、近付いてくる端整な顔。


そのまま倒れたあたしの背中は床、すぐ目の前には橙磨。


お、押し倒された!?


「もっと愛してあげよっか」

「も、もう十分愛は伝わってますからっ…!」

「泣いて嫌ってゆうまで愛してやるから、黙って俺に押し倒されて?」


それが目的でしょ!!


……なんて反論も出来ず。


そのまま、お姫様抱っこでベッドに優しく降ろされた。


「ちょ、橙磨!ダメ!」

「その割りにあんまり抵抗しないじゃん」


勝ち誇った顔で、スルリとパーカーの中に手が入った。


大人しく押し倒されます……。