幼なじみとの恋は甘くてじれったい




残り最後の高校生活だから思う存分、楽しまなきゃ損だろ?


学生って最高だ。



昼休みはわりと別々に過ごすことが多い俺と結香。


結香は千秋ちゃんと教室で昼メシ食ってるし、俺と日向は屋上に行った。


天気良いから、めちゃくちゃ気持ち良い……。


「学年違うから、華奈とラブラブ出来ないのがツライ……」

「来年、3年生やれば華奈ちゃんといられるよ?」

「橙磨は俺にダブれと言ってるのか!」

「嘘!冗談だってー!!」


俺なんてかなり幸運。


結香と同じ学年、クラス、部活。


俺はどんだけ結香のこと好きなんだ。


とにかく、側にいてほしいもん。


これ卒業したら結香離れ大変だな……。



「あのさ〜……橙磨は高校卒業したら、どうすんの?進学?就職?」


フェンスの先のグラウンドを見下ろしながら日向が言った。


全然何も考えてなかったわ……。


「多分……進学じゃね?」

「ふーん、そっか」


俺自身の近い将来に疑問形だ。