幼なじみとの恋は甘くてじれったい




今日から1年間使う新しい教室に行くと、もうチラホラ人がいる。


席は自由っぽい。


これは結香の隣に座れ、る………


「千秋〜!一緒に座ろう!」

「結香!橙磨くんいいの〜?」

「あ、いいの!気にしないで!あたし窓際が良い♪」

「つーことで橙磨!俺と一緒に座るか〜。彼女が近くにいない者同士!」


俺は近くにいるし!


同じ学年、同じクラス!


俺の可愛い結香が取られた!!


結局、席は窓際の一番後ろに座った結香と千秋ちゃんの前に俺らが座った。


これで結香と前後確保!



ってわけで、俺はずっと椅子を横向きにして結香の方向いてる。


もちろん授業中も。


「佐倉!ちゃんと前向いて座れ!いくつになって、こんな注意されてるんだ!」

「17歳でーすっ!」

「橙磨恥ずかしいから、ちゃんと座って……」


クラスは爆笑しても、結香が失笑。


日向と千秋ちゃんは笑い声のデカさで怒られるほど。