とりあえず、校内でのキスとかはいつどこで誰に見られてるか分からないからやめてほしい。
それに恥ずかしいもん!
だけど、橙磨はイタズラっぽく笑って部室から出て行った。
残されたあたしは、ドキドキして赤面。
こんな赤い顔誰にも見せられないよっ!
部活終了時刻になり、主将の日向くんの挨拶で解散。
チラホラ帰る部員がいる中で、ひたすらフリースローラインからシュート打ってる橙磨は努力家。
反対側のコートでは日向くんが、スリーポイントシュートの練習中。
二人の意外と真面目なとこに感心……。
「佐倉先輩も日向くんも真面目ですよね。あたしも見習わなきゃって勉強になります」
「普段はふざけてるくせに、こうゆうとこは生真面目みたい」
「良いことですねっ。ますます、日向くんに惚れちゃいます」
華奈ちゃんとあたしは、ステージに座って二人の自主練が終わるのを待つ。
一番最後まで二人して頑張るんだもん。
「橙磨!1対1やろ!」
「え〜……俺もう疲れたし、日向負けるじゃんか…」
「うっせー!今日は勝つ!」
おまけに、バスケしてる時の二人はかなり楽しそう。
バスケットボールに妬ける……。

