ドリンクなどの仕事は華奈ちゃんにお任せして、あたしは部室で記録の整理。
去年の記録出て来てるし………
そこでたまたま見付けた“宮田龍太”って名前。
宮田さんの記録だ……。
練習の時のシュート数が明らかにすば抜けて多い!!
橙磨が憧れてるだけあるよね〜。
ーーガチャ
部室のドアが開くとそこには、汗だくの橙磨が立ってた。
「お疲れっ」
「おぉ、お疲れ〜。記録整理?」
「そう!やっぱ、宮田さんのシュート数ハンパないよね。すごい…」
「いつか俺がその記録塗り変えてやる!」
意気込んだ橙磨はロッカーからタオルを出す。
タオル忘れてったのね……。
頭にタオルをかけた橙磨が、ドアの前でピタッと止まりあたしのところに戻って来た。
「忘れ物……」
「んっ…」
ちゅっ、と軽くされたキス。
ここ部室!!
「疲れたから結香補給!」
「水分補給しなさいよ……」
「うまい!」
そうじゃなくて!!

