やっぱり今更ダメだったか……。
それだけ結香を傷付けて悲しませたことは大きい。
せめてもの気持ちで、ポロポロ流す涙を指先で拭った。
「……橙磨…っ」
「ん?ごめんな〜。いきなり、こんなこと言って」
「違うっ……あたしっ……幼なじみより彼女が…うっ……いいっ…!」
「………マジ?」
「マジ……です」
こんな時に嬉し過ぎて、まともなこと言えない。
ヤバイ………超嬉しいんだけど。
握り返してくれた手が、もっと俺を幸せにさせる。
「……嬉し過ぎて言葉出ねぇわ…。結香のことめちゃくちゃ好き」
「なっ、は、恥ずかしいこと言わないでよ!」
「大好きー!!早速、明日の部活で報告する!」
「嘘でしょ!?はぁ〜……恥ずかしいよ…」
「結香は俺のこと好き?」
なんて聞くと、さっとジャングルジムから降りてく。
少し離れたところで言った。
「ずっとずっと大好きっ」

