お前のこと、一生かけて守るよ

「理湖」
「は、はい…」
「ストラップ、あるんだろ?俺の」
「あ、はいっ」
「ちょうだいよ、俺も付けたい」
「ど、どうぞ」
「ん、サンキュ。大事にする」

クスッと笑った先輩に引き込まれ、見つめ合うこと数秒。

「理湖?」
「はっ…!」

先輩の呼びかけに、ビクッと身体が反応した。

「もう、聞いていい?」
「な、なにをですかっ」
「俺と、正式に付き合って欲しい」

ま、まさか。このタイミングで言われるなんて、思ってもみなくて。

ただただ、なにも言えず。何度も目をパチパチして、呼吸もどうやってしていいのか、わからなくなった。

「あー、やっぱり早かった…よな。ごめん。焦りすぎたわ」

先輩は、その場にスッと立ち上がり、またあたしの隣へ座った。

あたしの態度がいけないんだよね…。でも先輩といると、ドキドキするし、きっと好きなんだと思う。