お前のこと、一生かけて守るよ

なんとなくまた気まづくなって、あたしも先輩も黙っていると、手元に置いてあったブザーが鳴った。

どうやら、グラタンとドリアが出来たらしい。

「理瑚は待ってて」
「え、でも」
「いいから」
「…はい」

席を立ったあたしに先輩は座ってるように言うと、一人で取りに行ってしまった。

こんなことになる予定じゃなかったのにな…。付き合うって難しい…。

それからすぐ先輩は戻ってきて、あたしの前にグラタンを置いてくれた。

「熱いから気を付けろよ」
「…はい」

先輩は普通にしてくれようとしてるのに、やっぱりあたしが悪い方向に持っていってる。

こんな無言で食べるゴハンなんて、つまんないよ…。