燐斗くんside

高校2年になってナギと俺は

同じクラスになった

始業式の時、俺はいつもどおり

サボろうと机に顔を伏せて寝ようとした

ツンツン…

肩に誰かつついて来た

ちっ、誰だよ…

「なに?」

顔を上げると目の前には

今まで見たことのない美少女がいた

「始業式、始まっちゃいますよ?」

にこぉと笑う君に俺は初めて

一目惚れをした