恋人は高校生組長

家に帰ってから、すぐにシャワーを浴びた。



桂吾に触れられた跡を、すべて消したかったから。






初めて男の人に触れられて、すごく怖かった。




強い力。

逞しい腕。

低い声。





怖くて、

怖くて、

どうしようもなかった。