孤独な自覚姫

少しの沈黙の後、体育館が揺れんばかりの拍手が沸き起こった。



すごいね、湊さん。



みんな湊さんの言葉に聞き入ってた。



みんな湊さんに魅入ってた。



どんなにふざけてても、おっちゃらけてても。



…一度は裏のトップに立った人間。




―――――…今もなお、トップに立ち続ける人間。




だったら、私も、負けない。



いずれ私は表のトップに立たなきゃいけない。



湊さんが魅せたのと同じくらい、ううん。


それ以上に。



私は湊さんを越えなきゃいけない。





「…理事長、ありがとうございました。



次は、新入生代表の言葉です。






新入生代表、神城奈織。」



「はい。」