孤独な自覚姫


「ぬはぁー、相変わらずの毒舌ぅ」



「……………」



完全にスルーするべきだね、ここは。



「…ごほんっ。


あのね、奈織ちゃんはAクラスね。


まぁ、奈織ちゃんの成績だから当たり前なんだけど。


でも、ちょっと厄介なことがあってね~…」



「…どうしたんですか??」



「いやぁ~ね、この学園には“1科生”っていう制度があるんだけど、まぁ特待生みたいなもので、学力が高いやつを選るわけなんだよね。

これを指すのがAクラスね。」


「ええ、知ってますけど。」


「普通はね、この学園って優等生とかが集まって、そんなかからさらにA~Eまでの5クラスに分けられるんだよ…。


で、なんだけど!!やっぱさ不良ってどこでもいるじゃん。


だからねここではZクラスを設けてんの。


もちろん自分の意志で決めるよ。

入試ん時の紙にさ、“Zクラス入学希望”ってとこに丸するとそこに行くんだけど…


てか、ほとんどワルい奴はそこ行くんだよ。


まぁ楽いしな」



…それで不良がさらに集まるんじゃ…??